ジャック・デンプシー
2007.09.28 Friday | by りりぃ
記事公開日:2006年12月28日
最終更新:2007年2月18日:多少追加
最終更新:2007年2月18日:多少追加

12月8日現在、8cmくらいのジャックデンプシー
(命名:スパークル、愛称:スパーク)
↓↓↓
(メスだったので
「改名:ジュールス 愛称:ジュエル)

1月26日に撮ったバルテリーの木陰にいるジュエル。
砂利をガーネット・サンドから、
「Spring Water:スモール」と「田砂」とのミックスへと変更したら、
かなり色が落ち着いた。
ジュエルは、明らかに大きくなっている。
11cmくらいなんじゃないかと思う。
今後、玉虫色(青)、緑、金色となる斑点が頭や体に出始めている。

上の写真と同じ1月26日に撮った、照明の真下を泳いでいるジュエル。
完全に色が飛んでしまっている・・・(;´▽`A``・・・。

まだ11cmくらいだけど、顔の模様(斑点?)が、
子供の頃の玉虫色から大人の金色〜緑色へと部分的に変わって行っている。
●一般名:Jack Dempsey (ジャック・デンプシー)
1903年に発見され、1920年代頃から飼育魚として親しまれているジャックデンプシーは、気性の荒さから、1919年のヘビー級ボクシング王者、Jack Dempseyの名で呼ばれるようになった。でも、その時代には、まだあまりシクリッドは知られていなかった・・・。今日では、ジャックデンプシーより気性の荒いシクリッドが他にも多くいたりする。
ただ、やはりJack Dempseyと名づけられただけあって、気が荒いのは確かで、特に同種とは、縄張り争いをしたりする。
●属名:Nandopsis Octofasciatum としても
Cichasoma octofasciatum としても知られている。
属名のNandopsis の由来は、
ギリシャ語の「nano(小型)」と「opsi(容姿/外見)」。
Octofasciatum の由来は、
ラテン語の「octo(8)」と「fascia(バンド)」。
昔は、Archocentrus Octofasciatus としても、
C.biocellatum としても知られていた。
●魚種:シクラソマ (アメリカン・シクリッド)
●分布:中米、ユカタン半島、ガアテマラ、ホンジュラスなど。
・・・が、1920年に飼育魚として飼われ始めてから、人の手によって、自然に放されたジャックデンプシーがワイルド化し、今では、アメリカ、タイ、オーストラリアにも生息する。オーストラリアのワイルド化したジャックデンプシーは、現在、減少している様子。
●全長:15cm〜20cm
(通常:オス=20cmくらい、メス=15cmくらい )
・・・が、飼育下では、自然界より栄養状態が良いため、まれに25cm、
極まれに30cmのジャックデンプシーが出現したりもしている。
(その後、上記と逆のパターンの「自然界では、20cm以上の
ジャック・デンプシーもいたりするが、水槽飼育では、
殆どが20cmくらいまでしか育たない」と書かれた記事を
1つ見つけている。)
●寿命:8年〜10年という情報と
15年以上という情報とが同じくらいあったりする。
●適性水温:22度〜30度
水温が高いと、気性が荒くなるジャックデンプシーもいたりするため、
少し低めの25.5度以下で飼育する愛好家も多い。
●適性水質: (アルカリ気味の少し硬めの水)
PH7〜8.5
硬さ:中から硬
(上記は、ワイルドのジャック・デンプシー生育地(水)の水質)
●水泳域:水槽の中層から下
●個体特徴:
縄張り意識の強い、気性が荒いこともあるカラフルなシクリッド。
幼魚期は、薄いグレー〜茶をベースに淡くトルコ石色の斑点が入っている。
大人になるにつれ、濃い紫〜グレーをベースに鮮やかな玉虫色(青)、緑、そして、金色の斑点が出る。体の左右、そして、尾びれに黒いスポットが1つずつあり、体の上半身(背びれ側)にバンド模様が入っている。
でも、ジャックデンプシーは、その時の気分やストレス、環境等によって、急に色が変化したりする。例えば、恐怖を感じたら、いきなり濃い色から淡い色へと変わってしまい、斑点やバンド模様の色も薄くなる。暗い砂利&バック・スクリーンを使えば、色が濃くなるし、明るい砂利やバック・スクリーンを使用すれば、色が薄くなる。たまに、色が飛んでしまう程、色が薄くなってしまったりすることもある。
また、加齢や、体調(病気など)などによっても色が全体的に淡くなる。
※:ジャック・デンプシーの虹のような玉虫色は、視界の悪い、生殖地の濁り水の中での生活に適応したことにより得たと言われている。
●雄雌の見分け方:
ジャック・デンプシーのオスとメスの見分け方を、うちのジャック・デンプシー(現在、12cm)を使って、普通、メスなら、こうなっていて、オスなら、こうなっているはずであるという想像写真をPhotoshopしてみた(笑)。(ちょっとお粗末様だが・・・)
小さい時にオス/メスを判断するのは、ほぼ不可能と言われているが、鋭い目の持ち主は、7.5cm以上であれば、分かると言う。
また、長い年月に亘って繁殖され続けていることにより、下記、総てが当てはまるという訳には、もういかないらしい・・・。
上が、メス。そして、下が、オスだったら、こうなっているはずなのではないかという写真。オスだったら、目より下側の鰓蓋に線状 (シミみたいに繋がった?) 模様が入らず、点状の模様が、目の少し下まで入るくらいで、点状模様は、鰓鰭の下の方に行くにつれて無くなっていく。鰓蓋の胸鰭の前あたりから下、そして喉には斑点が入ることが殆どないと言われている。
この鰓蓋での判断方法は、95%の確率で正しく判断できるとされている。
上がメス、下がオスだった場合。鰓蓋の模様が中間から下の方まであるか、また、模様が線状につながっているか、点状かというのも、判断する重要なポイントとなる訳だが、上鰭、下鰭の先っぽの長さ、上鰭、下鰭、尾鰭のとがり/丸み方、また尾鰭を含む全鰭に赤いふち取りがあるか、無いかによってもオスかメスかが分かると言う。 (※1)
メスは、基本的に、上鰭、下鰭がオスほど伸びず、丸みのある尾鰭をしている。(ただ、近年、「品種改良」が進む中、長い綺麗な鰭の固体ばかりを繁殖し始めている為、この方法での判断は、叙所に難しくなっていってる。また、この判断方法は、固体がかなり大きくならないと、分からなかったりもする)
また、ジャック・デンプシーの場合、尾鰭の付け根、そして、体の左右に黒いスポットが入る訳だが、メスの場合、スポットが全箇所に出なかったりするとも言われている。
(※1:赤いふち取りに関しては、オスでも全鰭に綺麗に出る子は少ないと言われている。また、メスにも赤いふち取りが出たりもする。ただ、メスに赤いふち取りが出たとしても、オスのふち取りの程、鮮やかな赤をしていないと言われている。)
上がメス、下がオスだった場合。反対側から撮った写真でも、こうなっているはずなのではないかというのをPhotoshopしてみた。
また、ジャック・デンプシーに限ったことではないが、産卵管が見えれば、メス。 見えなくても、殆どのアメリカン・シクリッドの場合、お腹に丸が2つだったら、メス。 丸と「 | 」or「 V 」だったら、オスと言われている。
※:よくオスの方が色鮮やかになると言われているが、実は、メスも同じくらい色鮮やかになると言われている。(オス&メスの写真をいっぱい見ていると確かに、そうかも・・・と思う。)
ただ、斑点の数が少ないとか!? 本当に色数が少ないのか、色の鮮やかさが落ちるのか・・・??? (ジュエル、がんばれ〜♪)
●エサ:
自然界では、虫(ミミズやコウロギなど)、甲殻類(エビなど)、魚などを食べている。
飼育下では、他のシクリッド同様、シクリッド用のペレット、冷凍食、クリル等のフリーズドライ食で飼育可能だが、たまには、活餌(魚、ミミズ、ミルワーム、コウロギ)もプラスしてあげた方が良い。ジャックデンプシーは、水草を食べたりもするが、もし水草のない水槽での飼育の場合には、野菜系のペレットやゆでたほうれん草、グリーンピース、レタス、植物性プランクトンなどをメニューに足す必要があったりする。
多種に亘る、栄養豊富な食生活を送らせることによって、より良い発色が得られる。
ただ、ジャックデンプシーの場合、新しく餌をあげても、それが食べ物だと理解するまで、多少時間がかかってしまったりすることがある。でも、一度、食べ物だと理解すれば、喜んで何でも食べてくれるタイプの魚でもある。
食事回数:幼魚は、一日2〜3回、大人は、一日1〜2回
●飼育環境:
ジャックデンプシーは、砂/土/砂利を掘るのが好きなため、ベアタンクは向かない。
繁殖の時には、掘った穴に卵を産んだり、生まれたばかりのチビちゃん達を隠したりするため、砂/土/砂利は必要。卵は、平たい岩、流木などに生み、孵化した後、すぐ近くに掘っておいているはずである、穴の中に隠したりする。
水草は、食べてしまうので、食事で植物性のものを補い、水槽内には、人工水草を入れておく方が楽である。
縄張り意識が強い為、石や流木、隠れ家などを入れてあげるとより良い。
●タンクメイト:
本当に巨大な水槽がない限り、縄張り意識の強いシクリッドの2〜3匹の混泳は避けるべきだと言われている。魚の数が少ない場合、最悪、殺し合いになることもあるからだ。ただ、混泳には、個々の魚の性格や相性などが関わってくる為、一概にどうなるとは言い切れない。ケース・バイ・ケースといった感じだ。
混泳を試すのであれば最低でも4匹以上。できたら5匹以上が良いとされている。ただ、そうなると、それなりの大きさの水槽を用意する必要がある。
また、混泳を試すのであれば、必ず、準備しておくと良いのが非難水槽。
非難水槽があれば、何かがあった時、大事にいたる前に魚を非難させることが出来る。また、非難水槽が準備できない時には、最低でもセパレータだけは準備しておこう。ただ、力の強い大型魚の場合、セパレータを簡単にはずしてしまう為、いかにセパレータを動かせないように止めるかを考える必要があるのと同時に、ちゃんと固定されて続けているか等、注意を常にはらっている必要がありそうだ。
混泳は、水槽のサイズに余裕があれば、同じくらいの大きさ&気性の荒さの魚との混泳がうまく行くことがある。(これも魚一匹一匹の性格や相性などによって変わってくるが・・・)
また、混泳の重要なポイントは、ジャックデンプシーを一匹のみにしておくことと、見た目がジャックデンプシーに似た魚を入れないことである。ジャックデンプシーが同種と見なした魚は、そのジャックデンプシーの敵となってしまうことが多いらしい。
また、混泳の場合には、水槽内でのジャックデンプシーの縄張りを、石や流木などを使用して人工的に制限すると行ったような工夫も必要だったりする。
幼魚の頃は、ジャックデンプシー同士の混泳も大丈夫だったりするが、大人になってしまうと、ペアでない限り、かなり難しい〜殆ど不可能・・・といった領域だ (巨大水槽があれば、また話しは変わってくるかもしれないが・・・)。また、ペアであったとしても、かなり大型な水槽が必要だったりする。
注意:上記は、ジャックデンプシーについて、一般的に言われていることをまとめたものであり、個体差などはあります。
追加情報:また次の更新で・・・。。。
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カテゴリ: 飼育魚/熱帯魚データ






